スクールカウンセラー全体研修会・研究連絡会
県下のスクールカウンセラー・キャンパスカウンセラー全体を対象として年間3回の研修会・研究連絡会を実施します。
<第1回全体研修会・研究連絡会>
特定のテーマに関する伝達型研修を行います。毎年4~5月ごろに実施、初任の方へのガイダンスを兼ねています。兵庫県教育委員会との共催研修です。
<第2回全体研修会・研究連絡会>
SCの経験年数年数に応じた年次別研修を行います。毎年8月夏休み期間中に行います。グループワークやディスカッションを行う参加型研修です。
<第3回全体総括研修会・研究連絡会>
事例研究及び教育プログラムの実践発表を行う研修です。毎年年度末、1~2月ごろに行います。兵庫県教育委員会との共催研修です。
これらの全体研修会・研究連絡会は、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、各市町教育委員会、私立学校に所属する小、中学校、特別支援学校のスクールカウンセラー、キャンパスカウンセラーを対象としています。
カウンセラーの基礎資格は、臨床心理士、公認心理師、その他の資格を問いません。
キャンパスカウンセラー研修会
兵庫県立高等学校に勤務するキャンパスカウンセラーを対象とした研修会です。毎年11~12月ごろに行います。
県立高校のキャンパスカウンセラーを対象としていますが、私立高校に勤務するカウンセラーの参加も歓迎しています。カウンセラーの基礎資格は臨床心理士、公認心理師、その他の資格を問いません。
地域・職域別連絡会
兵庫県は広く、都市部から農村部まで、また瀬戸内から日本海側まで、多様な地域が併存しています。したがって社会資源の活用や各種機関との連携など、地域の実態に応じた活動が求められます。そのような条件を満たすために、各地域ごとにスクールカウンセラーの連絡会を作っています。また、県下の県立学校キャンパスカウンセラーの横のつながり、また自己研鑽の場として職域別としてキャンパスカウンセラーの連絡会も作っています。年間2回程度の地域・職域別連絡会を行っています。
具体的には各教育事務所ごとに、阪神、丹波、淡路、播磨東、播磨西、但馬の6地域でそれぞれ研修や情報交換会などの独自活動を行っています。
また、県立学校キャンパスカウンセラーはキャンパスカウンセラーで集まり、研修や情報交換会など独自活動を行っています。
ひょうごHEART研修会
阪神大震災の経験を持つ兵庫県には、災害や事件・事故後の被災者、被害者に対する心理支援の経験の蓄積があります。そうした経験を、新たに他地域で大規模な自然災害、事件・事故が起きたときに活かすために、兵庫県臨床心理士会被害者支援委員会のもとに、「ひょうごHEART」という災害時派遣チームを作っています。そのひょうごHEARTの研修です。
SC専門委員会では、被災地の学校へのスクールカウンセラーの派遣要請があった場合には、このひょうごHEART研修を受けたHEARTメンバーであるカウンセラーを派遣します。
ひょうごHEART研修は、被害者支援専門委員会とSC専門委員会の共催で行っています。
テーマ別研修会(予定)
緊急危機対応、不登校、いじめ対応、発達の問題、連携や教員研修のノウハウなど、スクールカウンセラーが対応しなければならない様々のテーマに特化した研修会です。
年間数回の開催を予定しています。
なお、このテーマ別研修会は、参加を希望されるスクールカウンセラーを対象として行われますが、現在スクールカウンセラーとして勤務していないけれども、学校・教育領域での臨床活動に興味や関心をお持ちの臨床心理士、公認心理師の参加も歓迎します。
研修や情報提供に関するお願い
SC専門委員会は、兵庫県臨床心理士会の専門委員会であり、兵庫県臨床心理士会の会費によって運営されています。そのため、情報や研修機会の提供については、兵庫県臨床心理士会会員が優先されます。
また、研修参加費などをいただく場合にも、兵庫県臨床心理士会会員とそれ以外の方には、参加費金額の差が生じます。
以上ご承知おきください。